即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

【美味しかったので】ほうれん草のナムル【備忘録】

f:id:nekohann:20220402172134j:plain

 

【材料】

ほうれん草

 

【調味料】

白胡椒

醤油

九鬼の純正胡麻油 濃口

 

【作り方】

  1. 大鍋になみなみと湯を沸かす
  2. ほうれん草をざく切りにし水でよく洗いざるに上げる
  3. 鍋の湯が沸騰したらほうれん草を入れ沸騰寸前まで全体を返しながら湯がく
  4. ざるに上げる
  5. 手で絞れるくらい冷めるまで待つ
  6. 手で水分を絞り密閉容器に入れる
  7. 胡椒、醤油、ごま油を入れ手で混ぜ合わせる
  8. 九鬼産業の純正胡麻油うまぁい!究極のナムルは上質の胡麻油によってはじめて完成を得るのだぁぁぁぁ!

 

【このレシピのいきさつ】

それまで人に勧められて岩井の純正ごま油を使っておった。そろそろなくなろうかというころあいになり、私は更なるごま油感を求め京急百貨店地下の富澤商店をさまよっていた。食用油コーナーを検分していた折、私はふいに旨味を予感させる胡麻油に巡り合った。「九鬼産業 純正胡麻油 濃口」。この濃口という字面、琥珀を思わせる濃い色合い、製法は…圧搾法!よし、今日は君を連れて帰ろう。後日大船市場でほうれん草のええのが一把80円で出ていたので三把購入、ナムルを仕立てることにした。さぁ九鬼産業、さぁ濃口よ、さぁ、とうとう君の出番だ。作った。味見した。美味かった。法蓮草の持つ滑らかで柔らかい味わいはそのままに胡麻油の香ばしい旨味が口中を殴りつけてくる。凡庸なお惣菜が料理の一品に化ける瞬間に立ち会ってしまった。私はほうれん草のナムルのためにこの胡麻油を買い続けよう。いや、ほかのことにも使うけれども。