大変ひいきにしている和菓子屋さんがある。人気なので常に売り切れ早じまいなのだが、その日の午後は珍しく看板に 「苺大福あります」 の紙が貼られていた。これからお会いする方への手土産を探していたところ、丁度良かったので四人ほど列になっているおし…

そのころ私は、大型貨物車の後輪に巻き込まれた後にわざわざ戻って轢かれにいったような恋に囚われて、毎日気を散らそうと努めては失敗していた。砂時計が落ちきる前にひっくり返すような薄暗い気忙しさに耐えかねた私は、これまでついぞしたことのなかった…

エゴン・シーレ展を見に行くのであれば、美術鑑賞用の単眼鏡を持っていくとよろしい。筆致と調色の変遷がとてもよくわかるからだ。『抒情詩人』においてストロークは大胆で分厚くところどころでひりだしただけの絵の具が隣り合っており関節ごとの指は一刷け…

「生物の学名はリンネが考案した二名法によって名付けられる。二名法で用いられるのはラテン語である。なぜラテン語か？死んだ言語なので今後変化しないからである。ついでに言うとリンネは助平で植物のめしべとおしべの数で植物種を分類しつくそうとしたの…

タイトルが全てなのですが、蛇足感のある補足を行いますと、百均で売っている弁当用などの種々の形態の保冷バッグをですね、冷凍庫でジップロックに入れて冷凍した肉やらを分別するのに使うとですね、停電だの故障だので冷凍機能が死んでしまった後でも冷凍…

多分間違ってはいないけどちょっと道のりが遠いかな？ 動物の系統分類と進化 (新・生命科学シリーズ) 作者:藤田 敏彦 裳華房 Amazon 学名の秘密 生き物はどのように名付けられるか 作者:スティーヴン・B・ハード 原書房 Amazon

このテキストは自分が伝えたいことを文法的に正確に作文するにはどうすればいいかをわかりやすく指南するものであって、『英文法解説』みたいに品詞とか語順とかをゴリゴリロジカルに解説するというものではなかった！なんでUNIT41まで気づかないか自分！ま…

歴史と数学が鬼門であった。togetterで、歴史の勉強には山川が効くと知り日本史Bと世界史Bの教科書を買っておったのだがどうも素読が味気なくて世界史を数頁読んだところでほっぽらかっておった。最近家庭教師のTryが中高のオンライン授業の無料公開を始めた…

子どもの頃、「あなたがそんな風に思うはずはないのよ」と母に何度も諭された。私がなにがしかの不服を表すると、母は決まってそういうのだった。母は敬虔な、時には過激なほどに従順なキリスト教徒だったので、私が置かれた環境があらゆる面で豊かに恵まれ…

副菜 蕪の葉と人参の塩昆布入り白胡麻和えゆず風味 蕪の葉は水でざっと洗い下茹でしざるにあける。そのまま冷まして水けを絞りざく切りにする。人参の繊切と塩昆布、寿司酢で和え、最後にゆずの皮を繊切にして散らす。 ブロッコリーと蕪、ブラウンマッシュル…

ともだちに相談したところとめられたのでやめることにしました。 何かは聞くなよ！