即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

全員がお口を開けてくれる美味しい蛤なべの作り方

【材料】

蛤 6-7個

大根 厚さ1.5-2cm

舞茸 1株

芹 5-6本

油揚げ 1枚

 

【調味料】

昆布1枚

塩 小匙1

ポン酢 とんすい用に

白コショウまたは山椒 お好みで

 

【使う道具】

一人用鍋

蛤を浸すための浅い入れ物 フライパンでいいよ

 

【作り方】

  1. 鍋に水を張り昆布を浸す。
  2. 蛤は5%の塩水に2時間くらい浸してなんかを吐かせる。砂は噛まないらしいんだけどなんかこれをやるとなんかを吐くらしい。なんかってなんだ。暗いとこの方が落ち着くらしいので密閉しない何かで覆うとよい。
  3. 2時間経ったら鍋から昆布を取り出す。
  4. 大根を短冊に切る。
  5. 舞茸の石突を落とし房に分ける。
  6. 油揚げをお湯で揉み洗いして油を抜いた後横半分から細切りにする。
  7. 芹をざく切りにする。
  8. 舞茸と大根と塩を鍋に入れ、余ったところに蛤を殻頂を下にして入れる。
  9. 中火でぐつぐつ煮る。
  10. 蛤が口を開いたら身のついている方を下にして汁に浸る場所に設置しなおす。
  11. 全ての蛤の口が開き設置しなおしたら油揚げと芹を汁に沈める。
  12. 芹が食べごろになったら火からおろし食卓に移動する。
  13. うまい!

 

【このレシピについて】

初めて蛤なべをやったとき、口はあかないわ貝柱はとれないわで非常に落胆したものであった。その後さまざまなサイトを巡覧して、蛤が口を開かないのも貝柱がきれいにとれないのもみーんな加熱が足らないからだということがわかった。そのあたりを物理的に解決したのがこのレシピである。気持ちよく貝柱が離れるこの快感を皆様にも味わっていただきたいものである。あとくれぐれも昆布は入れっぱなしにしてはいけない。蛤の繊細な潮味が昆布に負けて悔しい思いをするだろうから。

 

イジョー。