即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

ミネラルザワールドin横浜でフカネ巻き体験講習受けた後ジャズ喫茶ちぐさでリクエストのお使いしてきた

※ワイヤーの太さを修正しました。

 

人気でなかなか参加枠が開いてないフカネ巻きの講座、今回のミネラルザワールドin横浜では一週間前にまだ体験講座の空きがあったので慌てて申し込んできた。

で参加。

通常の本講座は二日間みっちり講習で、脳みそのキャパシティ指先共に死ぬんじゃないかと危惧されるが、今回の体験講座は1時間半でフカネ巻きの奥深さを覗き見できる沼にようこそ仕様である。

一階に展開される圧倒的な物量の素敵石類を流し見た後、二階の会場に上がる。奥のテーブル四席が講習所である。

今回作成するのは、20番のアーティスティックワイヤーを使った真球鉱物ビーズ大小二種を用いたフカネ巻きペンダントトップ、26番のアーティスティックワイヤーを使った原石のフカネ巻きペンダントトップである。

鉱物はあらかじめ数種の組み合わせでワイヤーと共にパッキングしてあり、その中から好きなものを選択する。

講座の流れとしては、わかりやすい手順をカラーで印刷した教本を最初に読みあわせ、先生による演習を見た後、実際に製作、わからないところは教本に立ち戻ったり先生に質問したりしながら進めるというものになる。

最初に20番のワイヤーで唐草的な渦巻を数個作るトレーニング。これで指先の感覚を養うとのこと。

次に真球鉱物ビーズをフカネ巻きし対象物の表面にワイヤーを沿わせる感覚を醸成する。先生は「巻くのではなく貼り付ける感覚で」とおっしゃっていたが、その通り、ワイヤーの浮きがない方が仕上がりが美しいので、穴から出たワイヤーをいかにきっちり折り曲げるかなどに注力することになる。ただ、なんかうまくいかなくて泣き入れても先生がばっちりアフターフォローしてくれるので安心!である。

その後はいよいよお待ちかねの原石フカネ巻きである。こちらは26番のワイヤーを二本取りして作業を行う。二本取りの細いワイヤーを都合三周させることで石留めとも枠とも違う繊細な美しさが醸し出されることがフカネ巻きのキモであろう。そしてまた、この繊細な作業手順は、言語化は困難で、動画にしたところで伝わりきらないので、やはり講習を受けて手ほどきしてもらうのが一番だと思われる。例えば器用な人であれば作品を見て大体の作業の流れを類推することはできるのだろうが、技法を確立した人は美しく作る方法を正しく伝えたいと思うだろう。学ぶ機会を設けてくださっているのだから、体験講座に参加して、さぁ、沼にようこそ。

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フカネ巻き体験講座 真球鉱物ビーズフカネ巻きペンダントトップ

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フカネ巻き体験講座 真球鉱物ビーズフカネ巻きペンダントトップ アメジストとアマゾナイト

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フカネ巻き体験講座 原石フカネ巻きペンダントトップ アイオライト

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フカネ巻き体験講座 原石フカネ巻きペンダントトップ アイオライト

他の回はわからんが、参加した会は皆参加者の方が楽しい方ばかりで、めっちゃわちゃわちゃキャッキャウフフ感満載で時には作業途中を見せあいっこしながら作業を進めた。講師の方は非常にわかりやすく質問に都度答えて下さり目配りも欠かさず丁寧に各人のやらかしのフォローなどをし適宜ほめてくださったりするのでやる気も常に充填された。すごく楽しい講座である。
そんなわけで寄せ書きっぽく参加者全員の作品の記念撮影もしたぞ!キャッホーイ!

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フカネ巻き体験講座 記念撮影

さて。

体験を修了した充実感に満ち溢れた状態でいくつか巻きたい石を買い求めた後、小腹が減ったので蛋白質を補充しにもつしげに行った。

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もつしげ コールドレアステーキ

うふふふふ。美味いですよこれ。

 

その後は、もうすぐ改装になるジャズ喫茶ちぐさに、高校のころにちぐさによく通っていたという知人にかわって曲のリクエストをしに参った。

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ジャズ喫茶ちぐさ

こういう店内をセピアで撮るのはずるい?知ってるよ。

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

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ジャズ喫茶ちぐさ

頼まれた楽曲がなく、どうしようかと思っていたところ、誰かがリクエストしたビル・エヴァンスがかかった。知人はビル・エヴァンスが好きなので、これを以てお使い完了とし、あとは静かにジャズに耳を傾けた。