気が付いたら5時間滞在してた国立科学博物館の「宝石 地球が生み出すキセキ」。
最初に迎えてくれるのは巨大なアメシストドーム。
こちら高さ2.5m、重さ片方2~2.5tという代物。ブラジル産。
宝石は基本的には大地から生まれるものなので、展示も「原石の生まれる場所」から始まる。メモには火成岩800~1200℃、熱水脈100℃、ペグマタイト500~800℃、変成岩とあるが写真と脳みそがこっちゃになってどの原石がどの環境由来かわかんなくなり申した。すいません。もう綺麗に撮れた奴だけとりあえず出し申す。
火成岩からはダイヤモンド、サンストーンなど
熱水脈からはアメシスト、ロッククリスタル
スモーキークォーツとマイクロクリンを含むペグマタイト
ペリドットが含まれている隕石の展示もあった。
宝石の屈折や分散についての科博らしい展示。
ダイヤモンドは屈折率が高いのでカットを精緻にすると乱反射して輝きが強くなる
スフェーンは光を分散するのでファイヤがみられるなどなど。
複屈折を持つ鉱物カルサイト。
蛍光鉱物
実物で説明するモース硬度
ダイヤモンドについては、カットの方法、カットの厚みや大きさによる輝きの印象などの比較展示があった。
これはダイヤモンドのクオリティスケールだが、大方の宝石のクオリティスケールが展示されていて勉強になった。(理解してない
こちらはあまりうまく撮れていないがカラーダイヤモンドによる色相環。贅の極み。
こちらはみんな大好き宝石による色相環。
エメラルドは産地別の展示があったり
未だに生成の原理がわからないトラピチェ・エメラルドや
でかすぎるアクアマリンや
輝かしいパイライトやら
ガーネット色相やら
鮮やかなパライバ・トルマリン
様々なキャッツアイ
やばいボルダーオパール
ドラマチックに美しいアゲート
天然モノとは思えないサンストーン
冗談のように大きいトパーズや
いろいろやりすぎ感のあるアンモライト
実際に宝石を使った装飾品の展示もよかった。
えぐかったのが橋本コレクションである。
指輪の下の白い板は全く写っていないが印影である。
最後の部屋は撮影禁止、有川一三氏のアルビオン アート・コレクション。これはちょっと言いようがないほどの美しさだった。エカテリーナ二世がらみの品とかファベルジェの品とかバンバンあるんですよ?信じられないでしょう?世が世なら庶民では存在すら知りえなかったものをこうやって間近に見ることができるなんて、ほんとうにいい時代になったものである。なおこのコーナーは単眼鏡必携。細工を光学技術で引き寄せて子細に舐めるように観察すべし!
あとフォスもいた。
堪能しつくしたのでお昼にする。目をつけていた店が御徒町にあったのだがアメ横の途中で案の定魚草に捕まる。
左が兵庫県室津産、右が島根県沖知夫里島産。2個で500円。どっちもうまいという感想しか出てこないポンコツぶりである。
左から、キンメ、サザナミダイ、インドマグロ。サザナミダイがなんだかうまかった。こちらも500円。
喉が渇いたのでアメ横センタービルの地下で梨のジュース康師傅氷糖雪梨を購入した。さっぱりとさわやかな甘みがうまい。150円。他皮つきの豚ばら肉など欲しかったがロットがでかいのであきらめた。
腹が足りなかったので吉池にいってメンチカツを衝動買いし歩きながら食べる。序に夕食用に旨そうな魚肉練り製品を四点ばかり購入した。
それから東洋ルースの販売会に行った。
バリサイトは知らん石であったがなんだか風景と色合いが好みで買った。500円。マトリックスターコイズはたぶん割れた石をくっつけて磨いて金継っぽく塗装したんだろう。その風合いが気に入った。500円。写真ボケボケのスフェーンは分散を知った記念に買った。500円。バリサイトは見ているとむらむらと巻きたくなって巻いたが粗雑な巻き方である。Uターンはしておるが二周しかしておらんし渦巻もない。自家用だからヨシ!あとライン登録すると引ける東洋ルースくじでオレンジムーンストーンが当たったが撮るの忘れた。
御徒町から秋葉原への電車移動でしか座らなかったため流石にくたびれてあきばお~もラジオ会館も巡らずに帰った。