【出来上がり量】
取っ手の取れるティファールの18cm径のソースパン一杯分 つまり2.2リットル
【材料】
玉ねぎ 径9センチ以上 半分
鶏もも肉 2枚 700g程度
マッシュルーム 1カップ以上 あると楽しいがなくてもよい
ブナシメジ 1パック マッシュルームを入れない場合は2パックが望ましい
人参 長さ13cm以上 1本
トマト 径5cm程度 2個 あるいは自家製塩トマト 2カップ
*塩トマトとは乱切りにしたトマト900ml程度(我が家で愛用している密閉容器基準なので各家庭で調整されたし)に塩小さじ1.5杯を入れ蓋をして振り混ぜたもの。基本子どもの朝食用だが余った分は冷凍してトマトの水煮の代わりに使っている。
【調味料】
桃屋の刻みにんにく 小匙2杯
桃屋の刻み生姜 小匙2杯
クミン 5振り以上
ガラムマサラ 5振り以上
ターメリック 5振り以上
小麦粉 大匙2杯
S&Bゴールデンカレー 甘口半箱 中辛半箱
【使う道具】
木べら
径26センチのフライパン
径26センチのウォックパン
径18cmのソースパン
保温調理なべ
【作り方】
- 玉ねぎを1/12の櫛切りにし、フライパンに入れ浅く水を張り蓋をして弱火で蒸し煮にする。
- ウォックパンに刻みにんにくと生姜とスパイス類を入れ香りが立つまで弱火でじりじりと加熱する。
- 一口大に切った鶏もも肉と小麦粉を入れ全体こんがりと焼き目が付き脂が滲み出てくるまで炒める。
- 縦半分に切ったマッシュルームと石突を落としてばらしたブナシメジを入れ鶏の脂を吸わせる。
- 皮を剥き乱切りにした人参を入れる。
- 炒めたものをすべてソースパンに移す。
- すっかり透明になった玉ねぎをゆで汁ごと入れる。
- 1/4の櫛切りにした後1/3にしたダイス上のトマトを入れる。
- ソースパンのふちから一センチほど下まで水を張る。
- 保温調理なべに移し中火にかける。
- 沸騰したら蓋をして30分ほど保温調理する。
- 火にかけなおし沸騰させる。
- 一旦火を止めルーを入れて混ぜそのまま蓋をして10分ほど保温調理する。
- 弱火にかけなおし丁寧に混ぜてルーを溶かす。焦げると悲しいので鍋底をさらうように混ぜながら沸騰を待つ。
- 沸騰したら再び保温調理に移る。少なくとも1時間は放っておこう。
- ソースパンに移し冷ましてから冷蔵庫に入れる。
- 必要量を適宜器に移し電子レンジで温めなおしていただく。
- うまい!
【このレシピのいきさつ】
ゴールデンカレーの中辛でも音を上げる子どもがいる以上我が家は甘口カレー界にとどまり続けるほかないのだ。しかしある日職場でジャワカレー中辛派としての切ない愚痴をこぼしていたところ「中辛と甘口を混ぜてみては? 」という天啓を頂いた。ルーを混ぜるとうまくなるというのは気のせいという無慈悲な風評もあるが、同じブランドのルーを辛さ調整のために混ぜるというのはありだろう。さらに辛さにかかわらないスパイスを炒め合わせ、せめて、カレーらしく。こうして、辛さは表ざたになっていないがスパイスの奥行きのあるそこそこ美味いものが出来上がったのである。
イジョー。