元旦那の今回の帰国の目的が私の全面サポートであるということが判明した。
うちの親などは「有り難いなんて思わなくてもいいのよ、当然なんだから」というが、私は有難い話だと思っている。
元旦那が改めて署に行ったところ、別の方が担当し、DNA鑑定が1か月がかかるということ、現場に眠剤等の薬物はなかったとの話を聞いたとのことだった。
私は私でメモを取りながら聞いたので違うということはないと思うが、まぁ仕方ない。
ここ1か月、子どもが無事見つかることばかりを願っていたため、自死を選んだ原因を探ることまで思い至らなかった。
おそらくそうであろうという遺体が発見された後は、カトリックの父母が部屋に祭壇を作って今頃天国で子どもは神様の前でかわいがられているよとしきりに言うのでそれに飲み込まれて思考停止していたきらいがある。
しかし、何というか動機がアレなんだが、たまたまLINEマンガでブラックナイトパレード⇢ゴゴゴゴゴーゴーストから恨み屋本舗を読んでて、
(冷静に考えたら息子の自死の理由わけわかんなくね?)
ということに気づいた。
かれのツイッターには、今年に入ってから、悩みが多いとか、やめたくなってるとか、オワタなどのメッセージが散見されるようになっていた。
それは夜の店勤務ならではのよくある悩みだと思っていたが、そうではなかったのではないか。
そもそも彼女さんと別れたから自死を選ぶというのは、いくら短絡な子どもといえど短絡にすぎるのではないか。
ということに思い至ったのは、元旦那が来てくれたおかげである。
宗教は人を思考停止させる恐ろしいシステムだと常々認識してにもかかわらず、周りに信者がいたせいで、私自身もそのシステムに飲み込まれてしまっていたようなのだ。
元旦那は日本古来の伝統仏教で育った人間で、思考停止とは縁がない。
そういう人と接したおかげで、私も現実に振り戻ることができたのである。
こうなるとやはり子どものラインのやりとりくらい確認したくなる。
何が彼を死に駆り立てたのか。
誰かの責でなくても、何かしら彼が抱えていたものがわかるのではないか。
というわけで、以前子どもが使っていたipodtouchを充電したところ、Apple IDが確認できた。そして今もアカウントは有効でありかつ現在の電話番号と紐づいていることが判明した。
端末があれば、うまくいけば復元可能である。
それもDNA鑑定終わってだけどなぁ。
鑑定終わって人定できないと、スマホ返してもらえないだろうからなぁ。
いずれにしても、これについては、滞在中の元旦那と共闘して解明していくつもりである。