2024年4月5日の朝日新聞DIGITALに下のような記事が掲載されていた。
この高校のPTA会員になると、通常の会費に加え、図書館充実費や、大学受験用の外部模試代などに充てられる進路対策費など年間計約6万円を支払う。
えっPTA会費そんなかかんのえぐいな。
23年度に入学した生徒の保護者は23年5月、「入会した覚えがないのになぜ会費を支払わないといけないのか」と学校などに尋ねた。PTA総会後に送られてきた資料には十分な回答はなく、PTA会長や校長との話し合いの場を設けたという。
話し合いの末に入会の継続を断ったところ、保護者によると、校長から、保護者の息子が図書館を使う場合、「実費をいただくようにする」と言われたという。さらに、模試代についても「別にいただく形にします」と求めた。
校長は朝日新聞の取材に、「受益者負担の原則から『実費の負担というのを念頭に置かなければいけない』とは言ったが、『いただきますよ』とは言っていない」と話した。
気になるのでちょっと検索してみたところこの問題について県議会で小川寿士議員が一般質問していた。
県立高校の運営に要する経費は、原則として学校設置者が負担するものでございますが、生徒のために、より良い教育環境を整えたいという、PTA等の団体の皆様から御支援をいただくことは、否定されるものではなく、教育活動の充実に資するものと考えております。
議員お話しの、PTA等に加入していない保護者に対して、学校が図書館利用に係る実費負担をいただきたいと発言したことにつきまして、県では、その事実を把握しており、適切ではないと考えております。
団体からの御支援が、当該校の全生徒を対象にする場合には、学校として、保護者が団体に加入していない生徒に対して、不利益な取扱いをしたり、団体からの支援に相当する実費の負担を求めたりしてはならないものと認識しています。
さてどうなる。