即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

大分県の郷土料理「りゅうきゅう」が買ったはいいが当日どうしても食べられないお刺身を素晴らしく上等にしてくれる件について

りゅうきゅうとは刺身の漬けである。

漬けのたれが胡麻を入れた砂糖醤油であるところに特徴がある。

 

人生において、刺し身の柵を買ったが諸事情によりどうしても当日食べられないということはままあるものだ。

その場合まず柵を日本酒で洗ってキッチンペーパーにくるみチルド室に入れておく。

同時に下記比率に従いりゅうきゅうのたれを仕込んでおく。

比率の出どころは農水省の「うちの郷土料理」であるから確かである。

  • 醤油 100㏄
  • 酒 100㏄
  • 砂糖 100g
  • すりごま 適宜

www.maff.go.jp

翌日柵を短冊に切り、たれに漬けこんで15分ほど冷蔵庫で寝かせる。

薬味として

  • おろし生姜
  • 刻み茗荷
  • 刻み青じそ
  • 小口にした小葱
  • 白髪ねぎ

あたりを適当に天盛にすればまぁご飯に合う合う。

天盛の薬味は実のところなくてもよいが、たれの比率+すりごまは遵守してほしい。

えっ砂糖こんな入れんの?と思うだろうが、それがりゅうきゅうである。

酒と砂糖の代わりに味醂を使うレシピもあるが、私の口にはこちらの方が好ましく思われた。

今回自分はハチビキの刺身をりゅうきゅうにしていただいた。大変美味しい。

足の速い鰯や鯵は翌日まで持ち越さず当日りゅうきゅうにした方がよさそうではある。