【材料】
黒ムツの切り身
椎茸
香味野菜:実山椒または生姜または葱 今回は初夏に冷凍しておいた実山椒で仕立てた
酒
醤油
砂糖
みりん
京風出汁の素またはめんつゆ なくても良さそうだが入れると突然味がまとまる
【必要な道具】
やや深く切り身が丸ごと入る鍋 フライパン、炒め鍋、大きめの雪平など
アルミホイル、ペーパータオルなど煮汁を回す落し蓋の機能を果たすもの
【作り方】
- 湯を沸かす
- 黒ムツの切り身に湯をかけ霜降りにする 詳しくは筋肉料理人さん参照
- 酒と醤油と砂糖とみりんとめんつゆと香味野菜で濃い目の下地を仕立てる
- 1に椎茸の薄切りを入れ中火で加熱する
- 下地が沸騰したら黒ムツを入れ落し蓋をしてカンカンの強火で煮汁の縁が鍋にじぶじぶこびりつくくらい煮詰める
- 器に盛る
- 佃煮の手前くらい濃い味の椎茸と真っ白なクロムツの身を合わせていただくと~
- うまい!
【このレシピのいきさつ】
20cmくらいの体長の黒ムツ3枚おろしが鈴木水産で347円で売っておったので早速買って帰った。一人の晩飯、魚を煮るにはやる気があるが作り置きの味噌汁盛るもめんどくさい。さりとて少しは野菜をとりたい。一方で予てから煮つけの煮汁が魚の引き立て役にしか用立たないのは勿体ないと思っていた。面倒くさいと勿体ないの合議の結果椎茸とオクラが動員された。頂いたところオクラは悪くない程度だったが椎茸は非常に相性がよかったので備忘として記録し世に広く知らしめんとす。あと魚の煮つけに実山椒は頗る美味い。来年初夏まで大事に消費する所存。