即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

2023-02-20から1日間の記事一覧

エゴン・シーレ展、国風盆栽展、味坊老酒舗、湯島天満宮梅祭り、吉池の生牡蠣

エゴン・シーレ展を見に行くのであれば、美術鑑賞用の単眼鏡を持っていくとよろしい。筆致と調色の変遷がとてもよくわかるからだ。『抒情詩人』においてストロークは大胆で分厚くところどころでひりだしただけの絵の具が隣り合っており関節ごとの指は一刷け…

スティーブン・B・ハード著 上京恵訳『学名の秘密 生き物はどのように名付けられるか』(原書房)の覚書 または命名ゴシップ集と種の命名の大切さについて

「生物の学名はリンネが考案した二名法によって名付けられる。二名法で用いられるのはラテン語である。なぜラテン語か?死んだ言語なので今後変化しないからである。ついでに言うとリンネは助平で植物のめしべとおしべの数で植物種を分類しつくそうとしたの…