即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

2021年7月28日、同居の第二子がコロナ陽性と診断されました。

※第二子は21歳です。

 27日:昼を過ぎても第二子が起きてこないので声をかけたところベッドに横になったまま頭痛と体の痛みと咳を訴える。熱は37度2分。時節柄コロナの可能性が高いためこの時点で念のため隔離開始、部屋の扉を閉め出ないよう言いつけスポーツ飲料等備蓄を買いに出かける。帰ったら子どもは寝ていたので廊下に猫除けペットボトルのようにスポーツ飲料を並べる。コールセンターに電話し状況を伝えると、37度5分を超えたら本人からコールセンターに電話するよう案内される。第二子のかかりつけ医からはPCR検査実施の届けが出ていないとのことなので、念のため居住地自治体でPCR検査を実施している病院を聞いておいた。第二子が感染者と接触していた場合は保健所でPCR検査の手配をするとのことだった。自身の職場に電話、もし第二子が陽性であった場合は私は濃厚接触者となるため2週間出勤できないことを伝える。9時ごろ第二子が起きたのでコールセンターに電話するよう案内する。第二子がコールセンターに電話した際はかかりつけ医でPCR検査を受けるよう言われたのみとのこと。第二子の注文で雑炊作る。

28日:開院すぐに第二子にかかりつけ医に電話させたところ、やはり検査はやっていないとのこと。昨日聞いておいたPCR検査実施病院に電話をしたところ、自家用車で来てほしい、医者が車まで行って検査するといわれた。こうなるとタクシーは使えないため、ワクチン接種済みの母に搬送を依頼した。約束の時間に病院に行き呼び鈴を鳴らし名前を伝えた後は、私も車での待機と電話での連絡を要請される。しばらくして防護服を着けた看護師と医師が来た。医師から第二子に、現在の症状、仕事、感染一週間前からの生活状況、職場に感染者はいたかの確認があり、その後看護師が両方の鼻の穴に長い綿棒を突っ込んで検体を採取した。結果が出るまでに15分ほどかかると言われたが、3分ほどで陽性と判明した。その時点で、「車に乗っていた全員が濃厚接触者になります」と医師に説明される。第二子にはコロナ感染者のための資料を渡され、濃厚接触者には後刻保健所から電話で自宅待機についての詳しい説明があるといわれる。診察料は振込、処方されたカロナールは自宅に届けるので待機解除後に薬局に代金を払いに行くよう案内される。徹底しておる。書類の引き渡しも全てチャック付きビニール袋で行われた。帰宅し第二子を寝かし、陽性であった旨を自身の職場に電話。私が対応中の案件についての資料を送るので29日に引継ぎについて主任と相談するよう言われる。その後保健所から電話、隔離が始まった日を0dayとして翌日から1日目を起算、第二子は8月6日、私は8月12日になったら解除となる。濃厚接触者は発症しなければPCR検査をしなくてよいとのことだった。その際、時間が合わないので第二子と食事は一切共にしておらずここ一週間程第二子がほとんど家に帰っていないと伝えたところ、「もしかしたらお母さんは濃厚接触者じゃないかも知れません! 」といってくだすった。しかし上司に確認してもらったところ、トイレお風呂を共用しているのでやはり濃厚接触者にあたるとのことだった。一方で車で送っただけの母も各人がマスクをしており窓を開けていたのであれば濃厚接触者に当たらないと考えられるので保健所から母に改めて電話するとのことだった。食事については、感染者である第二子には4日目から冷凍弁当の宅配があること、その4日間に食べるものがない場合は自治体に連絡すれば今日から食品の無料給付があるとの案内を受けた。自治体に念のため電話してみたところ、本当に食料がない人のためのサービスだと申し訳なさそうに言われ恥じて謝罪した。再度職場に電話し、私は発症しなければ12日からの出勤となる見込みであることを伝える。解熱剤届く。第二子はおかゆを食べ解熱剤を服用した。

29日:第二子、解熱剤で熱は36度6分となる。朝おかゆ食べる。私は筋トレ後職場からの資料を読み込み対応についてメールで返信。その後主任と電話で1時間程度引継ぎを行う。ほぼリモワである。有給使いたくないので仕事したことにならないだろうか…。昼頃パルスオキシメーター届く。試しに自分で測ってみたところ97%。第二子にも測らせたら98%。暇なのでgaccoをまじめに受講する。その後母に電話したところ、入居しているサービス付き高齢者向け住宅の規定で同居の父含め濃厚接触者となり2週間部屋から出てはいけないことになったという。大変なことになった。このような場合自家用車がない人は一体どうするのか。まぁ嘆いても仕方ないので2週間の唐突な強制休暇をどう処遇するのが有用かを考える。やりたいことはいっぱいあり、道具も割と揃えている。2週間あるとはいえ時間がかかるものは早めに始めて置いたほうが良い。というわけで乾燥などに時間が必要な簡易金継から始めることにし、まずは骨董屋で買った盃の欠けた部分をちまちまとパテで埋めた。

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父母が自宅待機ということは買い物を頼める宛がなくなったということである。前の職場で一番仲が良くコロナ感染済みの友人にラインでよいネットスーパーを聞いたところ、私明日仕事だけど車出して買ったもの届けられるよ、と気軽に言う。しかし流石に諸々が申し訳なさ過ぎて謝絶。そういう風に言ってくれることが有難すぎて死にそうになる。その後ネットスーパーに登録しながら近くの友人にラインでこぼしたところ、毎日暇だから買い物代わりにするよ、と言ってくれたのでこちらは甘えることにする。ありがたぁい。

※7/30追記 やはり買い物が自分でできないことは死ぬほど不便なので再度保健所に問い合わせたところ、あくまで外出の自粛の要請ということで、濃厚接触者であれば買い物に行っても構わないとのことだった。謹んで訂正する。

第二子は何やら元気になってきたようで、夜中にシャワーを浴びたりスマホで実況を見たりしているようだった。ゆっくり休むといい。それはいいがもっと食べて。お母さん心配。

日常について。トイレなど第二子の接触が疑われる個所はこまめにアルコール消毒するよう言われたがそれはせず、かわりに息子の行動圏に入るたびに念入りに手を洗うようにした。その方が効率的と考えられたためである。食事は第二子の部屋の扉の横の丸椅子に置いて受け渡し、普通に下げて洗っている。もともとエアコンがないので常時窓全開。手拭きタオル等は別。洗濯は、洗濯物を洗濯機に入れ洗剤を投入するところまでは第二子、干すのは私。

私に於かれましては第二子の感染が判明して以来毎日熱を測っているが常に5度7分。むしろ低いわ。

これから筋トレである。