即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

蒲田の喫茶店「チェリー」のプリン・ア・ラ・モードはいいぞ。

蒲田駅東口から徒歩3分のチェリーという喫茶店の裏メニュー、プリン・ア・ラ・モード。写真ではア・ラ・モードの部分しか見えないが、プリンはメロン様の器の真ん中に据えてあり、その上にバニラアイス、歯触りの楽しいグラノーラの類をまぶしたところにおそらく総量で300㏄を超えるホイップクリームをどかのせという構造になっている。弁慶の7つ道具のように差し込まれているのは、メロン、生のパイナップル、西瓜、ブラッドオレンジ、オレンジ、りんご、巨峰、バナナ、キウイ、房の大きい缶詰のミカンと缶詰のパイナップル、缶詰のチェリーという昭和のフルーツ総出演。飾り切りを施された果物はそれぞれ味がよく、掘っても掘ってもなくならないホイップクリームは常温なので体を冷やさず、一方でたどり着くまでにほぼ液化したグラノーラ入りのバニラアイスは冷たさを残していてお口にうれしい。プリンはバニラアイス汁に浸された状態だったがソリッドで丁寧な喫茶店仕込みの蒸しプリンと推察された。健康診断で朝7時以降水しか飲んでいないという状態で挑んだが、完食後は予想通り胃もたれした。しかしそれは何かをやり遂げた後のすがすがしい胃もたれであった。価格は800円。蒲田おそるべし。なお裏メニューとはメニューには載っていないが頼めば普通に出てくるという程の意味である。