特定の年代の人間に「実際に食べてみたい漫画・アニメ料理」を聞いてみると上がってくるだろう料理の一に、あっためてとろけたチーズをかけたハイジのパンがある。
アレ的なものこと「夏野菜ラクレットセット」を神楽坂の『フロマティック』でいただいてきたので紹介する。
どうです、うまそうでしょう。
ブロッコリー、人参、オクラ、ジャガイモ、プチトマト、ヤングコーン、茄子、蕪などの温野菜に、大変美味しいソーセージが一本とハムが一枚。そこにスイスのラクレットチーズをぼったりかけるとこんな塩梅に。
ライ麦パン
かなり酸味の強いピクルスと
なんかものすごくうまいザワークラウト。
それからドリンク。ホット/アイス・コーヒー/ティーから選べる。
これで1408円。
なお、訪問した際はラインサポーター登録で季節のシャーベットがサービスされた。
果汁感がすごくて緻密な質感の桃のシャーベット。通常は350円のお品物である。
蛋白質がソーセージ一本とハム一枚だけ、後は野菜なのでボリュームが少ないと思う向きがおられるかもしれないがとんでもない!
ぼったり乗ったチーズの食べ応えがかなりのもので、通常の胃袋をお持ちの女子であればおなか一杯になると思われる。
あとザワークラウト!日本の漬物にもピクルスにもない、まろやかな酸味と奥ゆかしい鹹味、そこに加わる燻製のような独特の風味!生まれて初めてザワークラウトをうまいと思ったぞ!ありがとうフロマティック!
ところでこちらでハイジのアレを頂くにあたって三つの失敗をしたので、後人のために記録しておこうと思う。
・温野菜にラクレットチーズをかけてもらったらすぐにがっつきたくなるがSTAY!きっちり温めてチーズがとろとろになってから頂かないとせっかくのうまさが半減だ!
・ハムには十分な鹹味があるので中盤で食べること!肉っぽいのは最後にいただくぜ!と終盤にハムとソーセージを残してしまうと鹹味が続いてちょっとつらいぞ!
・だらだら食べない!せっかくのラクレットチーズが焦げて鍋にくっついて悲しいことになるぞ!
あとついでにお店の人にお願いを書いちゃおう。
・取り皿が絶妙に小さくカトラリーが落ちてしまう。カトラリーレストを導入してほしい。
飯田橋の駅から徒歩3分、神楽坂らしい小路の途中にある、女子率の高いしゃれた店。陰キャには敷居が高いと思うかもしれないが、大丈夫だ、問題ない。なぜかって?
あの最強夫婦の直筆ポーセリンアートが飾られているからさ!