ベランダで使う用具について一定の解を得たので記録する。
サンダル
こちらのサンダルは25センチの方向けなので女性が履くとでかい。どのくらいでかいかというとたぶん室内履きを履いたまま履けるくらいでかい。当然歩きづらい。それもただの歩きづらさでなく、ベルトが割としっかりした素材で作られていて、それが稼働するもんだから歩くたびに几帳面に甲に当たってくるという歩きづらさである。しかし!それに勝る快適さがある!そもそも我が家のベランダは広くないので履き心地を気にする程きっちり歩かない。それよりも両履きの素晴らしさよ!ベランダに出入りするときは大体バタバタしておるため大抵サンダルがあっちゃこっちゃ行っておる。その二つのあっちゃこっちゃ行ってるサンダルを回収して向きを揃え直すという面倒くささから解放されるのである。たぶん今君が想像してる3倍くらい気が楽になる。水抜け用の穴が開いているのも地味な優良ポイントだ。
生ごみ用ゴミ箱
20L使用。匂いが外に漏れないくらいだから当然コバエも侵入しない。もしコバエが発生したとしたらこのゴミ箱に入れる前に産卵されていたと考えられる、そのくらい信頼できる密閉力である。使う前に万一の汁漏れに備え大き目のビニール袋を入れ新聞紙や広告紙を敷いておくとよい。汁漏れしてもビニール袋ごと新聞を廃棄すれば済むからである。隣の家の生ごみが臭ってもうちからは臭わせたくない、そんな奥ゆかしさをお持ちのあなたにお勧めしたい逸品である。なお、万一コバエが発生していることに気づいてしまった場合は、
こちらを複数回噴霧した上で蓋をしておくといつの間にか静かになっているからそのすきに回収するように。なお押すだけノーマットは大変効果があるので使用時には周りに昆虫・水生生物含むペットがいないか注意すること。金魚などひとたまりもない。
掃除
アマゾンのリンクを貼ったが私はアマゾンではなくスリーコインズで購入した。普通の掃除用具としてはアホ程使いづらいこのシリコンブラシ付きの手袋であるが
- 落ち葉と髪の毛が一体化した素手で触りたくないけど火ばさみなどではうまく回収しきれない小汚い何かを気兼ねなく鷲掴める
- 防水塗料の塗られたなんかデリケートそうな床を水をかけながら隅々まで擦ることができる
- 使った後は洗剤で手を洗うようにこすり洗いすれば一定程度の清潔を保てる(薄汚れるのは諦めよう)
という3点において非常に優れている。お風呂や皿洗いに向いているとはいいがたいが、ベランダの溝や角に溜まって固まった砂埃をそれなりの優しさを以て清掃するには最適である。なおサクラチェッカーによるとアマゾンの製品はサクラだらけとのことのことだが、こんなもんどれ買っても使いづらいに決まってるのでスタンダードプロダクツやスリーコインズがご近所にない場合はアマゾンで適当に検索して買えばいいと思うよ。
植木鉢
こちらはプランターとして使える不織布のバケツ様バッグである。ことベランダ園芸においては植物を頻繁に移動させる傾向があると思うが、プラスチックのプランターまたは植木鉢には
- 取り回しづらい
- 鉢穴から土が漏れる
- 捨てづらい
という結構な欠点がある。更に陶磁器製のおしゃれなものになると
- 重い
- 割れる
という欠点が加わる。
不織布プランターはこれらの欠点を全て克服しておる。
まず、何より有難かったのが、土が全く零れないという点である。不織布ならではである。また当然軽い。持ち手がちょうどいい案配に着いているので取り回しが非常に楽。腰水するときに鉢の高さまでしゃがむ必要がないのだ。あと当たり前だが割れない。捨てるときは燃えるゴミでおk。更に不織布なので通気性がよく植物に負担をかけないという想定外の利点もあった。水やりの必要性も見分けやすい。プランターを持ち上げて接触していた部分が湿っていたらまだ水やりは必要ない。
欠点も挙げなくては不公平である。
- 最初は漆黒でカッコいいが、使ってるうちにやはり薄汚れてくる。んでもってそこはかとなくコケがついてくる。使用感には影響ないが、最初の漆黒は美しかったなぁ、と少し残念になる。
- 永続的に使えるものではない。経年劣化するので適宜植え替えが必要。まぁこれは陶磁器の植木鉢やプランターで栽培していても同じことである。
サイズ感についてはサイトの表示をよく参考にしてほしい。必要なことは全て書いてある。
以上、参考になれば幸いである。