即興厨房

「一週間の自炊ログ」を中心に、美術展レポやおすすめレストラン、生活のあれやこれやを記録しています。中の人はオタクです。Amazonのアソシエイトとして、即興厨房は適格販売により収入を得られるといいなぁ。

【旬のいちご食べ比べ】いちごさんとスカイベリー【いちごさんおいしい】

いちごさん

いちごさん

味わい

甘味、酸味とも濃口である。甘みが極めて強く酸味が弱い個体、甘味と酸味が拮抗する個体、酸味がやや勝る個体なのがあるがいずれも味が濃いので個性として楽しめ満足度が高い。特に甘味の勝る個体は菓子とまごう程に美味しい。

香り

購入しようと手に取ったところで甘い香りに圧倒される。口に含み咀嚼すると喉奥でその甘やかさが広がる。

姿

実に深く濃い赤色である。選定にもよるだろうがへたの付け根まで均等に美しい。下部に少し丸いふくらみのある三角錐、幅2.8-3.3cm、高さ3.5cm程度で苺らしい形である。

断面

常の苺なら表面のみの透明感のある深い赤が皮層にまで及んでいる。維管束はその透明感のうちに半ば沈むように、しかししっかりと白線として引かれている。ずいは皮層と中心柱の間にほっそりと存在している。中心柱は皮層と同様の色調である。中心柱に空隙はほぼない。大変美しい断面である。

総論

味が濃い苺は好きだ。その色が美しく、断面が絵画的であればなおさら好きだ。したがって私は味が濃くて美しいいちごさんが大好きだ。

スカイベリー

スカイベリー

味わい

非常に個体差のあるパックだったようで、酸味が見当たらず甘さの強い幸せな個体があるかと思えば、植物質の青さが混じる甘さの弱い個体もあった。どの個体にも言えることは酸味の少なさである。なので甘さが勝る個体はかなり幸せになれるが、甘さの弱い個体だと植物質の青さと酸味が後口に残り少しばかり残念な気持ちになる。

香り

甘い香りはそれほど強くはない。口に入れ咀嚼すると喉奥に甘い香りと植物質の青い香りが入り混じる。

姿

薄桃色またはオレンジを含んでいるような陽気な印象のある赤である。幅2.5-3cmの小粒、丸っこい形がかわいい。

断面

表面は透明感のある深い赤、赤は皮層の浅いところにしか及んでいない。白の勝るずいに白い維管束がそっと合流している。中心柱には縦に空隙があり、赤い色素を含む細胞が粒上に覗いている。紅白目出度い印象である。

総論

以前いただいたスカイベリーはもっと美味しかったように思う。均等な食べ口に育てるのは難しい苺なのかもしれない。

結論

断面の色鮮やかさ、表面の深い赤、味わいの濃さ、いちごさんの勝利である。美味い個体はほとほと美味いのだ。