良いホテルだったので紹介したい。
部屋がよい。よく考えられたコンセントの配置と数、鏡が多いため解放感があり、デスクの面積も広い。ハンガーも十分にある。水回りの清潔感は言わずもがな、シャワーの角度も丁度良い。
アメニティは入り口で取る方式で、歯ブラシもヘッドの大きさを選べたり、6種類程度の入浴剤があったり、あかすり、櫛、かみそり等定番から、珈琲パック、静岡のティーバッグなど様々取り揃えてある。
何より驚いたのがこのウェルカムドリンクである。
清水区の銘酒臥竜梅と正雪と英君が！ワインクーラーに！鎮座ましましている！
後赤白のワインと泡まであるぞ。何考えてるんだこのホテルすごい。
私は静岡の冷茶いただきました大変美味しい。
またロビーには珈琲の自販機がある。こちらも無料。スゴイネー。
難を言えばこれを小さい紙コップかガラスのコップに入れてエレベーター乗るってとこであろうか。まぁそこまで求めてもね。ここまでやってもらってるのにね。
朝食もえらい。カメラの色温度の設定を間違えたが良さは伝わると思う。
という過分なラインアップから構築した朝食がこちら。
左上から時計回りに、緑茶を食べて育ったTEA豚と根菜の炊き込みご飯、豆乳ベースのアスリート豚汁、なんかうまいパン、ケーパーが入ってて異常に美味しいポテトサラダ、ツナキャベツ、豆サラダ、ブロッコリー、丁寧な味の卵焼きとスクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、ミネストローネスープ。根菜と植物油で作った噂の朝カレーにはJAおおいがわの「金芽米」を使っている。飲み物は野菜ジュースと水だし静岡茶を頂いた。案の定おなかいっぱいになった。
このホテルで感心したのは客室に備え付けてあるアンケートに「ほかのビジネスホテルでよいと思った備品（設備？）はなんですか」というような項目を設けているところである。このような項目を設けて改善に挑む意気込みがここまで使いやすいホテルたらしめたのであろう。あと旅行割りでものすごく忙しかったであろうフロントのお二人が客対応以外の時間にしみじみと互いを思いやりねぎらいながら談話しているのが非常に好もしかった。清水区にはなかなか来る機会がないため再度このホテルに泊まることはないと思うが、だからこそ積極的にこのホテルをお勧めしたい。ホテルクエスト清水は良いぞ。
