【材料】
剥きホタテ 200~300g
せり 半把
油揚げ 2枚
ヒラタケ 1パック
葱の白い部分 15cm
【調味料】
京風だしの素うすいろ またはめんつゆ
しょっつる代わりのナムプラー 小匙1以下
薬味は柚子胡椒が合う
【使う道具】
ひとり鍋
とんすい
小さいおたま
【作り方】
- 剥きホタテであればウロとエラは取り除いてあると思うが念のためこのサイトを見て状態を確認しもしついていれば取り除くこと。軽く水洗いする。
- 食べてからこのサイトを見つけて横半分に切ればでかくなかったのだということに気づいた。自らに対する戒めとして記す。剥きホタテを鍋にする場合は横半分に切るのだぞ!
- 水洗いした芹を3―5cm程度のざく切りにし鍋の底に敷く。
- ヒラタケの石突を落としばらして鍋の上部に並べる。
- 油揚げはおお湯で油や雑味をもみ洗いし横半分にしてから細めの短冊に切る。手で絞ってヒラタケの左に並べる。
- 横半分に切った剥きホタテを真ん中に並べる。
- 葱の白いとこを斜め切りにしてホタテの下に並べる。
- 吸い加減程度に調整しただしの素またはめんつゆを鍋の七割程度入れる。
- ナムプラーを小匙1以下入れる。
- 蓋をして中火で加熱する。
- 蓋のふちから泡が立ってきたら弱火にしてたまに様子を見る。
- ホタテがうまそうになったら頂く。
- うまい! ほたてがでかい! 半分に切ればよかった!
【このレシピのいきさつ】
大船は鈴木水産で1パック380円の剥きホタテを見てしまったら買うしかあるまい。そんなわけで剥きホタテと芹のひとり鍋である。一人なべを始めてわかったのは鍋の具材としての芹のポテンシャルの高さである。香ばしく歯ざわりが心地よく芹とは誠にもって美味いものである。また油揚げもそのまま入れると油が勝って面白くないがお湯で揉み洗いしてやると実によく出汁をすいこみほのぼのとうまくなる。湯による揉み洗いは冷凍の油揚げをとっとと解凍したくてやった仕事だがこのような効果があるとは思わなんだ。人生どこに幸せの種が転がっているかわからないものである。
この鍋に何の薬味があうかいくつか試してみたところとんすいに柚子胡椒を入れることですこぶるうまくなることが判明した。がりがりした黒コショウ、がりがりした山椒と比較しての結論である。参考にされたし。
イジョー。