即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

【蓋はせずに】茄子とブナシメジ、ピーマンのにんにく炒め【歯ごたえ残す】

【材料】

茄子 8~12本

ピーマン 2個

ブナシメジ 1株

 

【調味料】

創味シャンタンや味覇など中華系のだし 大匙1杯 

桃屋の刻みにんにく 小匙3杯

桃屋の刻み生姜 小匙1杯

サラダ油やこめ油など癖のない油 大匙5杯

塩コショウ お好みで

 

【使う道具】

フライパンや中華なべなどの炒め鍋

菜箸または木べら

 

【作り方】

  1. 茄子を乱切りにする 表面積が多い乱切りの方がよく油を吸ってうまいのだ!
  2. ピーマンは細く切ってから色紙切りにする
  3. ブナシメジは石突を落としばらす
  4. 材料を鍋に入れる
  5. 調味料をすべて入れ軽く混ぜ合わせる 味覇など半固体の調味料は過熱しているうちに溶けるのでそのままでよろしい
  6. 鍋の底からはみ出さない程度の強火にする
  7. 最下部の茄子からこんがり匂いがしてきたら混ぜ返す
  8. 7を繰り返してすべての茄子の皮のふちに軽い焦げ目がついたら出来上がり
  9. うまい!

 

【このレシピの成り立ち】

以前茄子の生姜醤油炒めを作った際、蓋をして加熱したら火が通りすぎてしまい最終的にぐずぐずに柔らかく不定形なものが出来上がってしまった。みそ汁の具ならこんな仕上がりでも許せるだろうが炒め物でこれは不快である。素材の性質をわきまえずに時間短縮をしたいなどと卑しいことを考えたせいでこのように茄子に申し訳ない仕儀と相成ったのである。私は深く反省し、今回は蓋はせずただひたすらに強火で炒めることにした。そうなると中華風の味付けがよろしかろうと思うのは人の子の常であろう。結果はどうなったか。味覇とにんにくと油に一体どのような化学変化が起こったか、硫化アリルの強い匂いまた辛さは消え、一方で確かににんにく由来と思われる力強くしたたかにこくのあるうまみがかみしめるたびに口中に満ちる素晴らしい仕上がりとなった。うまい、これはうまい。失念してはならないレシピだと思った。

 

イジョー。

 

桃屋 きざみにんにく 125g

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味覇(ウェイパー) 缶 500g

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