即興厨房

大船市場で野菜を大量に買い込んでええ感じのお総菜を一週間分作ってはブログに記録する人です。器は骨董屋でこつこつ集めたぐい飲みやお猪口です。美術展、本、たまの旅行も記事にします。好きな動物はチー付与のどんぐりです。

真冬に仕込みたい干しリンゴ

必要な道具

リンゴが丸ごとスライスできるくらい幅の広いスライサー またはよく切れる包丁と均等な薄切りのできる腕前

酸に耐える鍋 アルミ不可 テフロン最適

干し籠

オーブンシート

 

必要な材料

紅玉

砂糖 上白糖でもグラニュー糖でも黒糖でも大体大丈夫だと思うが自分は上白糖を使用した

真冬の寒風

 

必要な時間

空気が乾燥してて風が強ければだいたい一週間ぐらい

 

作り方

  1. リンゴを洗う
  2. スライサーを使って赤道面で薄切りにする
  3. なんか毒があるらしいので種を取る ここで芯を小さめのクッキー型とかでハートとかに抜いたらすんげぇかわいくなると思ったけどもともと星形で十分かわいかったからさぼった
  4. 鍋にスライスしたリンゴを並べる 重なってもよし
  5. リンゴが隠れるくらい砂糖をかける 砂糖の間からリンゴがちょっとのぞくくらいがよろしい
  6. 弱火で煮る
  7. リンゴが柔らかくなりすぎると形を保てなくなるのでその前に火を止める 5分くらいからはじっこを箸で持ち上げたりして様子をみる 酸味と均衡する程度の甘みを持たせるのが目的なので大して煮なくともよろしいが長く煮たら煮たで干した後に透明感のあるルビー色を呈して大変美しい お好みで
  8. ここで煮過ぎてもフルーツソースに移行すればよいのだァー! (後述)
  9. 冷ます間に干し籠にオーブンシートを敷く くっつき予防です
  10. 重ならないようにリンゴを干し籠のオーブンシートに並べる 箸とかトングとかしゃらくせぇこといってないで手でやりましょう 干し籠の構造上無理ゲーです
  11. 雨の日は取り込み晴れの日は出す
  12. たまに味見しておいしくなったら引き上げる

 

このレシピのポイント

  • 職場で大変好評でレシピを求められたのでここに書いてプリントアウトしたものを渡すことにした
  • 干し籠は100均で売っている ダイソーは一段だがセリアは2段だ
  • 干し籠に並べられる量が一度に作れる干しリンゴの量となる セリアの2段なら紅玉2つくらいいける 自分の持ち籠と相談して決めてほしい
  • それまでは憂鬱だった強く冷たい冬の風が楽しみになる
  • 干しきれない煮リンゴはそのまま煮潰せばフルーツソースになる 生姜のすりおろしを入れるとアップルジンジャーの素ができるのでおすすめだ! お湯で割っただけでも大変おいしいし紅茶に入れるとシャレオツである

試行錯誤報

  • 一週間が経過したところで味見してソフトタイプの干しリンゴになっていることを確認 その後ハードタイプになることを期待して何度か味見しながら三週間程度干したが一週間時点から食感が変わることはなかった 結論:干すのは一週間で十分である

 

イジョー。